古本

梅雨が明けましたね


息子の部屋に、このようなものが飾ってありました。

20080720shokaki


なぜ消化器(のプレート)?

「下校途中に落ちてたから拾ってきた」

そ、その発想は難しすぎるな。
それに、けっこうデカいこれを持って息子が歩いている図を思い浮かべると、なんだか笑えるな。


ちなみに試験期間中には、こんなものも貼ってあったよ。


20080720nidone


「こうやって二度寝禁止って書いとくと、二度寝しなくなるからいいんだ」
「ふーん」


少し前、遊びにきた友達に息子がそう話しているのが聞こえてきました。


ふーん。

あ、「寝」の字が微妙に違う!


さて世間的には連休中ですが、僕は仕事してました。


いや別にイジケてるわけではなく、フリーってそういうものなんで。


でも、ふと気がつくと昼間っからヘンなサイトを覗いていたりして、あんまり調子がいいとはいえなかったな。


なので夕方、気分転換にいつもの古本屋。
100円コーナーで6冊購入。

最大の収穫はこれだ!

20080720blues

なななんと、公民権運動家としても知られる黒人作家、ジェイムズ・ボールドウィンの本作まで100円!


こういうことで感動している貧乏症な自分が好きさ。

ちなみに、いま「びんぼうしょう」と打ち込んだら「貧乏賞」と変換され、それはちょっと嫌だなと思った。


で、話は戻りますが、この流れだと当然お次はブックオフです。
500円棚からCDを数枚購入(貧乏賞受賞)。


TeddyMusicTeddy


アーティスト:Teddy Pendergrass

販売元:Demon

発売日:2006/06/26
Amazon.co.jpで詳細を確認する


テディ・ペンダグラスの『Teddy』があったので、アナログもまだあったはずだけどとりあえず救出しておく。


いいことをした。


「ライトを消そう」とか「一緒にシャワーを浴びよう」とか、エッチなこと歌いまくる名曲“Turn Off The Lights”はやっぱりスンバラシイです。


それからもうひとつのポイントは、志村けん「ヒゲのテーマ」の元ネタである“Do Me”ですね。

聴いたことない人はこちらで確認を。



なんだかひさしぶりに聴いた気がするけど、何度聴いてもいいアルバムだなー。


「暑い日にこういう暑苦しいソウルを聴くってのも、なかなかオツなもんじゃない?」

妻に問いかけると、

「やだ」


切り捨てるように返されました。

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料理もつくらないくせに料理本ばっかり買ってるやつ

また例の古本屋の100円コーナー。


好みの本がザクザク見つかるので、感動にワナワナと震える。

で、結局7冊も購入。


本当はホクホク気分なのだが、顔に出すと怪しい人だと思われるので無表情を装い、店頭でリュックを開けて買った本を押し込んでいる男を見た人がいたなら、それは僕です。

充分に怪しいんですけど。


今日の最大の収穫はこれ。

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赤堀栄養専門学校前校長の赤堀全子さんによる、見てのとおりの中華本。
昭和31年の初版だ。


僕は「男の料理」をやる人間ではない。
やりたい気持ちはあるのだが、実現性は限りなく低いと思われる。


だから見て楽しむだけ。
けど、それがシアワセ。


でね、この本、巻末に広告がはいってるんですよ。


20080627ajinomoto

20080627mitsukan

20080627kinkei


どれもデザインがかわいくて、これだけでも掘り出し物つかんだって感じ(価値観はいろいろだな)。

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不思議な古本屋を見つけた話

さて、昨晩は酔っぱらいすぎて書けなかった話題についてです。


自宅作業続きだったので気分転換しようと、阿佐ヶ谷方面を自転車で走っていた昨日の午後のこと。
ちょっとね、不思議な店を見つけたんです。

20080618omote_kanban


↑これが青梅街道沿いに出ていた看板。
「古本・益子焼」って、この時点で充分に不思議な感じじゃないですか?

で、近づいてみると……

20080618entrance

なんだか昭和でいい感じ。
けど、

どう見ても人の家だ。

20080618kanban_2

ほう、幅広いですな。

20080618shop

これが入り口。
「土足で上がってください」みたいなことが書いてあるんだけど、人んちに不法侵入するような後ろめたさは否めないところ。

でも内部は本当に古本屋であり、もともと玄関だったスペースにはレコードも500枚ぐらい。
奥にはもともと応接室として使われていたらしい部屋があり、ソファとテーブルが置いてありました。


それにしても、すぐ近くに青梅街道があることすら忘れてしまいそうな静けさなのだ。
左奥の茶の間で、住人とおぼしき老夫婦が向かい合って本を読んでいました。


僕がお邪魔しても振り向きもしなかったもんだから「人見知りする人なのかな」と思っていたのだけれど、単純に気づいていなかったらしい。


その証拠に、あるとき(気づいたようで)主人が立ち上がった気配。


そして本を見ていたらいきなり襖がガラッと開き、


「粗茶でございます」


なななんとこここは、


お茶が出る古書店だった!


買いたいものは少なかったんだけど、お茶出されちゃそのまま帰れないよなぁ……。


でもじっくりチェックしたら、ちょっといいもの見つけました。

20080618tokyo


ごっそりあった岩波写真文庫のなかから、「東京 -大都会の顔-」という号。
100円。

20080618tokyo_inside


当時の写真がたくさん載っていて、とても楽しめます。


それから、結果的には掘り出し物だったのがこれ。

20080618kotowaza


大橋克己著
「日々の諺」
泰光堂

初版は昭和31年で、これは翌年の再版。
200円。

文字どおり、ことわざを解説した本。
正直なところ期待もせずに買ったんだけど、文章にも説得力があり、とてもためになる。
予想以上にいい買い物でした。

で、帰り際、店主に声をかけてみたよ。


「戦争から帰ってきたあと、私は能がないもんだから本ばっかり集めてたんですよ」
なーんて、へりくだったお言葉。


要するに、あきらさんの蔵書を売っているわけですね。

妙に落ち着く店なのだ。
看板にあるとおり戦争関係の本が大半だし、なかなか狭い。
だけれど、そこにいるだけでほっとするような不思議な感覚があるというか。


たぶん、いずれまたふらっと訪れそうな気がするな。


青梅街道を杉並区役所前から新宿方面に進み、自転車の「フレンド商会」をすぎた次の路地の入り口に看板が出ています。

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風土記シリーズとボ・ディドリー

古本好きで、以前からコツコツ集めていた。
あ、とはいっても古書会館に遠征して何万円も散在するようなタイプじゃないです。


安い本しか買わない。
古本には100円以上出さない。
それが基本。
お金ないですから。


それはともかく、荻窪に越してから購入ペースが一気に早まった気がするのだ。
「こ、これが100円?」と驚かされる100円コーナーの品ぞろえが毎日変わるという、世にも恐ろしい店を知ってしまったからだ。


古書ファンにはわりかし有名な、あの店のことですけど。


今日の100円コーナーはやや不作だったんだけど、料理本のところでいいものを見つけてしまった。


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「すし風土記」
「みそ汁風土記」
「しょうゆ風土記」
「つけ物風土記」
「さけ風土記」
「さかな風土記」
「くだもの風土記」
「やさい風土記」
「そば風土記」
毎日新聞社から昭和48年〜51年にかけて発行されたシリーズだ。


一冊500円。
だが、これなら許せる。


そんなに価値のあるものではないかもしれないけど、僕の好みとはドンピシャなのだ。
それぞれ書き手は違うが、どれも文章がすごくいい。
じゃまにならない大きさのイラストがはいった装丁も見事。


いいもの見つけた!
ちなみにまたもや例の貧乏根性が顔を出し、今日のところは「みそ風土記」と「しょうゆ風土記」だけにしておこうかなとも思ったのだが、そうやって考えていくと「つけ物風土記」も欠かせない気がしてきて、最終的には全部欲しいと思い至り、そうなると「他の誰かに買われたくない!」という独占欲が限りなく膨張し、結局は全部買ってしまったのだった。


やっぱりねー、どうせなら全部揃えたいし。
と思ったのだが、帰宅してから調べてみたら「きのこ風土記」も存在するらしい
恐るべし毎日新聞社。
探そうっと。


それで帰りにブックオフに寄ったら(またかよ)、先ごろ亡くなったボ・ディドリーの『In The Spotlight』が500円!


Bo Diddley Rides Again/Bo Diddley in the SpotlightBo Diddley Rides Again/Bo Diddley in the Spotlight


アーティスト:Bo Diddley

販売元:Beat Goes On

発売日:2002/03/09
Amazon.co.jpで詳細を確認する


↑これは『Rides Again』とのカップリングだけど、見つけたのは『In The Spotlight』だけのやつね。


なんだかうれしい日だったな(その程度のことでか!)。

荻窪は、貧乏症と酒飲みの天国かもしれない。

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