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息子とサシですごした時間

ずっと楽しみにしていたライヴがあったのだけれど、妻と娘が出かけなければならなくなり、そうすると息子の食生活を僕がなんとかしなければならなくなり、泣く泣く諦めた日曜午後の45歳(全然いい感じじゃないですね)。


ライヴを見られなかったことは悔やまれるが、でも息子とサシで会話できたのはよかったかもしれない。


うちはもともと親子の不和みたいなものは(いまのところ)ないし、日常の会話もうまくいっている。


でも、男ふたりだとまた違うじゃないですか。

で、ちょうどいい機会だから食い物と一緒に、息子に与えるエロ本を2冊買って帰った。サンクスで。

なんて親だと思うでしょう。
そりゃそうですよね。

前に買ってやったのが1年ぐらい前で、でも、もう飽きてしまったらしく(妻経由で)リクエストを求められていたわけです。


中1のとき、自販機でドキドキしながら「平凡パンチ」を買い、誰かに見つからないかと走って逃げた記憶が僕にはある。


それを思うと、はたして親がエロ本を与えることが正しいのはわからない。


でも時代は変わっていて、うちでは自室でのパソコンを絶対禁止なので、まぁエロ本ぐらいはいいかなと。


で、渡したら、ものすごく強い握手を求められました。


息子との握手は、なんか30年近く前のファースト・キスより恥ずかしかったです(息子を持つ父親にしかわかるまい)。


で、夜9時になり、楽しみにしているNHK教育の『N響アワー』。
今日はエルガーの特集でした。


「おまえ知ってる? エルガーって、アニメの『あたしんち』の曲の人なんだぜ」。
とか話した次の瞬間にその曲、「威風堂々」が流れ、息子が驚き、ちょっと父権を取り戻した(気がした)。


そして、なぜそうなったのかはおぼえていないのだが、(妻と娘がいない)この機会に、息子にボブ・マーリーを聴かせようと思ったのだった(って、その展開ってどうよ?)。

レジェンド+2Musicレジェンド+2

アーティスト:ボブ・マーリー&ザ・ウェイラーズ
販売元:USMジャパン
発売日:2008/05/28
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聴かせるなら『Catch A Fire』か『Live』かなと思ったのだが、いきなり本質に立ち向かわせるよりもベストあたりからの方がいいかなと思って『レジェンド』。


オープニングの“Is This Love”の時点で反応してくれたので、バカ親としては純粋にうれしかったです。


ずいぶん前にブラザートムさんが、息子に「ソウルバー詣で」させたことを語ってくれたことがあった。


「お前が将来追い込まれたとき、この匂いがする店に飛び込めば助けてくれるよ」って。

それにくらべればチャラい話ではあるが、こうして親から子へ、音楽が継がれていくのだ(と思いたい)。

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コメント

>「威風堂々」が流れ、息子が驚き、ちょっと父権を取り戻した


ここのくだり、笑わせてもらいました!!
クラシックの名曲って、ドラマやCMで覚えている場合(特に子供)が多いですよね!!

うちの子供もショスタコ7を聴いていた時、すぐ、シュワルツェネッガーの「ちちんぷいぷい 」のCMのことを言い出しましたから・・・。

投稿: | 2008年7月 7日 (月) 16時35分

わかります、その感じ!(笑)
クラシックは間口が狭そうに思われがちですけど、そう考えるとアニメやドラマやCMは大きな功績を果たしているともいえそうですね。

投稿: 印南敦史 | 2008年7月 7日 (月) 18時54分

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