昨日、車を売りました
それまで乗っていたグランド・チェロキーの、リッター4キロというありえない燃費の悪さ。
そして、おもにコンピュータ系が年に3度は故障するという、アメリカ〜ンなアバウトさ。
それが、フォルクスワーゲンのゴルフワゴンに乗り換えた理由でした。
知人からも「手堅いところを選びましたねえ」といわれたが、たしかにそうかもしれないと思った。
フォルクスワーゲンには質実剛健なイメージがあるからね。
しかしこれがとんでもない失敗で、新車で購入したにもかかわらず、最初の車検までの間に7、8回は壊れた。
やっぱりコンピュータ系のトラブルが多かったんだけど、(そんなに時間がたっていなかったにもかかわらず)バッテリーもいきなり飛んだしなあ。
忘れもしない、それは真夏日のことだったんですよ。
しかも奥さん、妊娠8ヶ月でした。
ディーラーの対応も悪く、結局はJAFのトラックを呼んで移動し、結果的には何万円も請求され。
と、振り返ればあまりいい思い出のない車だったのだ。
先日、そいつを売りました。
理由は3つ。
1:荻窪に住むようになったらめちゃめちゃアクセスがよくなり、ほとんど車が必要なくなった。
2:母と同居を始めたので全員で乗ることができなくなり、もし家族5人で移動するならレンタカーでも借りるしかなくなった(自分の車を置いてレンタカーで出かけるという矛盾)。
3:ご多分に漏れず、異常なガソリン代の高騰(グランドチェロキーよりはマシだとはいえ、ゴルフワゴンもリッター8キロぐらいだからなぁ)。
昨日の夕方に引き取りにきたんだけど、さんざん嫌な思いをさせられた車なので後追いしないことにしました。
去っていく姿を見もしなかったし。
でも今朝になったら、ゴルフワゴンがどうというよりも「車がなくなった」という現実がちょっとばかしのしかかってきましたよ。
この20数年、車のない時期はなかったからなあ。
「私はそれほど気にならないんだよね。恋愛と同じじゃない? 男の人は後に引きずるけど、女の場合はサクッと割り切っちゃうから」と、妻。
昨日は車の後ろ姿を見ながら、「あの車に乗ってみんなでキャンプに行ったことを思い出した」とかいって泣いてたくせに。
どうあれ、これからは生活スタイルが変わるな。
複雑な思いはすばらく残るかもしれないけど、まあ、慣れるまでだ。
少し前に駅前でかっこいい柄の車を発見したので、今後はこれに乗ろうと思っています。
ね、イカすでしょ(って、それはバス)。
今日の一曲
ポール・サイモン「カーズ・アー・カーズ」
世界中で、車は車だ
同じように作られ 同じように売られていく
そして古くなれば捨てられる
クールな歌詞が好きで。
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アーティスト:Paul Simon |
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